【サバゲー初心者向け】エアガンカスタムって何するの?

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こんにちは、しーらです。サバゲーではエアガンカスタムの話題が尽きませんが、サバゲー初心者からすると「エアガンカスタムって何?」と思うことが多いんじゃないかなと最近気づきました。というわけで、今回は大まかに分類されるカスタムの種類について解説してみようと思います。

大きく分けて2種類のカスタム

エアガンカスタムとは「エアガンに何かしら改造を施す行為」です。具体例は後述しますが、銃刀法に違反されるような改造をしてはいけません。これはエアガンカスタム全般において共通事項です。そのため自己責任という形でエアガンカスタムを行うようにしてください。

エアガンカスタムは以下の2種類に分類されます。

  1. 外装カスタム(ドレスアップしてエアガンの見た目を変えたり、幅広い状況に対応するためのカスタム)
  2. 内部カスタム(エアガンの性能をアップさせゲームで有利に戦うためのカスタム)

では、外装カスタムから解説していきます。

外装カスタムについて

  • カスタム難易度:低(基本的には取り外しが容易な場合が多いため)
  • カスタム後の危険度:中(違法な外装パーツを購入してしまう恐れがあるため)
  • カスタム後の満足感:高(見た目が変わるのは気分がいい)

外装カスタムとはエアガンのドレスアップです。具体的には米軍特殊部隊で使われている実銃を再現するなど、自分の理想の形にするためにパーツを取り付けたり交換する作業のことです。

例えば、上記のようなサイレンサー(消音器。エアガンにおいては意味がない場合が多い)や、ドットサイトを取り付けるのも外装カスタムです。基本的に外装カスタムだけならば銃刀法違反にならないものが多いですが例外もあります。

実例として、ガスハンドガンのスライドを金属製にすることで「模造拳銃」というカテゴリにみなされ、警察に摘発される事例が数多くあります。Amazonで販売されている海外製品の中には「取り付けると法令違反になる可能性があるパーツ」が数多く存在するので絶対に買わないようにしましょう。

内部カスタムについて

  • カスタム難易度:高(組み立て分解には技術を要する)
  • カスタム後の危険度:高(カスタム内容によっては警察に摘発される)
  • カスタム後の満足感:高(カスタムがうまく行くと楽しい)

内部カスタムとはエアガンの性能そのものをアップさせるカスタムです。よく聞かれる「飛距離アップ」「命中精度アップ」と言われるカスタムはほぼ内部カスタムだと思ってください。

内部カスタムをするにおいては、エアガンの分解技術や知識や必要な道具、そして最重要事項の銃刀法について詳細に知っておく必要があります。この時点で「面倒くさそう」と思った人は自分で内部カスタムするのはやめてください。

その代わり、自分でカスタムしたエアガンをフィールドで検証し効果を実感するのはとても楽しいです。より愛着もわきますし、壊れても修理できますから、パーツ代や道具代を差し引いても安く済む場合が多いのでお財布にも優しいといえます(内部カスタムにハマっていてお金に余裕がありそうな人はあまり存じ上げませんが……

内部カスタムの重要事項「BB弾の初速」

内部カスタムに当たって重要なのは「BB弾の初速」です。というのも、銃刀法において「規定の初速を超えるものを【準空気銃】とする」事項が存在するからです。【準空気銃】は規制の対象となり、原則所持することはできません。

初速に関してはこちらのページ「ジュール(J)換算表」(外部リンク)で表解説されていますが、0.989J(ジュール)を超えるものは【準空気銃】扱いになります。速度で説明していないのは、BB弾の重さによって規制ラインとなる速度が異なるためです。

そのため、内部カスタムする際必ず所持してほしいのは「弾速計」です。

一般的な形状のXCORTECH「X3200 MK3」や、

エアガンに取り付けることが可能で、Bluetooth機能でスマホから弾速を確認できるACETECH「Lighter BT」の2つが使い勝手がよくシンプルで良いでしょう。

まとめ:カスタムしなくても、サバゲーする分には問題ないことを覚えよう

今回はやや厳しめに解説しましたが、ネットでは弾速計すら持たずに内部カスタムする人、事前に調査しないまま銃刀法違反に該当する外装パーツを平然と取り付けている人が散見されます。そういった事件が起きると、サバゲーに何かしらの悪影響が及ぼすのは確実です。自分の好きな趣味に悪影響を及ぼさないためにも、普段から知識を身に着けておきましょう。

これは個人的な意見ですが、昨今のエアガンは性能が高くカスタムをしなくても十分に使える性能の物が非常に多いです。そのため、無理してカスタムしなくてもサバゲーにおいては十分な活躍が見込めると感じます。

また、今回の記事に関して付随すべき事項があればコメント等教えていただけると幸いです(私も曖昧な知識の部分が多いため)ご教授いただいた事項は確認の上随時更新していきます。

 

それではまた明日。

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