Microsoft Certified: Azure Fundamentals (AZ-900)に合格していました。

こんにちは、しーらです。

ブログを更新していない間に本業のスキルアップとして「Microsoft Certified: Azure Fundamentals (AZ-900)」を受験し、合格してきました。それほど難しくない試験ですが、これから勉強する方の参考になれば幸いです。

Microsoft Certified: Azure Fundamentals (AZ-900)とは

 昨今クラウドサービスと言う単語を聞く機会が頻繁にあるかと思いますが、その一つに「Microsoft  Azure」が存在します。この資格は「Microsoft  Azure」の全体的な概要について、一定の習熟を満たしたとされる人に授与される資格です。他クラウドサービスで同等の資格だと「AWS 認定クラウドプラクティショナー」があります。

この資格の特徴について特に顕著なのは「一定期間後の再認定試験が存在しない」事です。
先ほどの「AWS 認定クラウドプラクティショナー」だと3年後に特定の手段で再認定を受ける必要がありますが、この資格には再認定の必要がありません
これについては一長一短かもしれませんが、個人的には試験を受ける料金や時間を割かなくていいのが魅力的だなと感じました。

ちなみに、「Microsoft  Azure」の資格全般で言える事ですが再認定に対して一切の費用がかかりません(中級レベルとされる資格は再認定試験を受験する必要があります、AZ-104など)

どのくらい勉強したか

以前の記事「ITパスポート試験合格レポ」にあるようにITパスポートの資格を過去に取得していました。その過程でクラウドサービスの概要やIaaS、PaaS、SaaSといった内容について学習していたので、かなり楽に勉強できた印象があります。逆に言えば、それらの資格を取れるくらいの知識がないと大変かもしれません

自分の体調やモチベーションと折り合いをつけながら勉強していたので、40時間ほどとされるこの資格については70時間くらい勉強していたように思います。そのくらいゆっくりペースでも合格できるって意味では気楽に取り組めていいですね。

今回使用した参考書は「MCP教科書 Microsoft Azure Fundamentals(試験番号:AZ-900)」です。解説も丁寧でわかりやすく、豊富な模擬問題も揃っているので迷ったらこちらがオススメですね。

試験内容よりも日本語力が問われる

詳しい試験問題については口外できませんが、全体的に「日本語が難しい」と言うのが印象的でした。
参考書に載っていた単語と実際の試験での単語が全く違ったり、言い換えが「カタコトの日本語」だったりするので問題を理解するのに時間がかかりました。全く対応できないと言うわけではなかったですが、受験時のストレスが思ったよりきつかったですね……。

資格としてのレベル

前述したように、ITパスポートを取得しているなら合格できるレベルなので、業界未経験の方がこの資格を取っただけで即キャリアアップとは言い難いです。汎用性を考えると「基本情報技術者」を取得する方が選択肢が広がると思います。

まとめ:IT未経験で今後Microsoft Azureを使用するならとっておいた方が良い

おススメしたい人

  • IT業界未経験でクラウドエンジニアを目指す人
  • クラウドサービスについて興味がある人

※注意点※

  • この資格を取っただけで即実務経験が積めるわけではない(他の技術でIT業界で経験を積んでいる人を除く)
  • 既に「Microsoft  Azure」の実務経験がある人には不要
  • IT用語に全く触れたことがない人はちょっと苦労するかも

注意点にも書きましたが、多少なりともIT用語を勉強している前提でスタートできる資格なので、全く触れたことがない人には勉強するにあたって苦労するかもしれません。
また、クラウドエンジニアを目指すのはインフラエンジニアを目指すという事にもなるので、サーバーやハードウェア、ミドルウェアなどのインフラストラクチャーについての勉強も必要です。業界未経験の方はそういったことも考えて検討されることをおススメします。

それではまた次回。

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