自分用の問題集を作っていたら教師の気持ちが分かった話。

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こんにちは、しーらです。今回は教師の気持ちが何となくわかった話をしてみようと思います。教師ってやっぱり大変なんだなあとしみじみしました。

 

問題集を作るきっかけ

現在、「ExcelVBAエキスパート スタンダード」の試験勉強をしているのですが、模擬試験で全く分からない部分がありました。その克服と、問題に記載されているコードの分析力を高めるため問題集を作ることになりました。

形式としては、テキストエディタにコードを記述し、正しく動作していれば正解とするものです。ややアナログですがあまり凝ったものにすると趣旨とは外れてしまうので止めました。また、個人的にはシンプルな方が使い勝手が良いので好きなんですよね。

そもそも自分が理解していないと正しい問題は作れない

とりあえず問題集自体は完成したのですが、予期しないVBAの仕様が発覚して問題の前提が崩れるなどしてしまっていました。なのでそれに合わせた問題文を考え直すのですが、これが結構大変です。たとえ自分用とはいえ、学習している人が理解できるような文章にする方が勉強になりますから一生懸命考えます。

つまるところ、自分が理解していないと正しい問題にならないんですよね。そういう意味では問題を作るために理解を深め、問題を解くことでより学習したことを強固に記憶させる。一石二鳥だなと感じました。

適切な難易度を設定するのが意外と難しい

また、難易度の設定も難しいです。問題にはストーリーがあり、それに沿った回答をしなければなりません。そのストーリーが難解だとそもそも読み手が理解できません。そこは習熟度によるので正解はありませんが、少なくとも試験に出る範囲以上のことを回答させるのでは意味がないことは確かです。

教育実習生が先輩教師に勉強を教わっていたことを思い出す

ここまで問題集を作成しながら、昔あった出来事を思い出しました。

先輩教師が教育実習生に勉強を教えていたということがありました。なぜ、自分がその場にいたのかはわかりませんがその時は日本史だったと思います。その時は「先生が勉強している?!」と驚きました。

多分、大学の勉強を一生懸命していたらそれ以前の勉強って忘れてしまうんですよね。実際、クイズ番組で芸能人が常識問題を間違えるのと同じです。でも、忘れてしまってはそもそも生徒に勉強を教えることはできません。だから改めて学びなおしていたんだなと、今では思います。

まとめ:教師って生徒のために一生懸命でないと務まらない

昨今、様々な問題で教師に対する目が厳しくなり、終わらない激務で自分と同じように休職する方も増えています。つまり、生徒のために一生懸命頑張れる方でないと教師は務まらないんだなと思いました。教員不足の今、そういった「生きがいのようなもの」で頑張れなくなっているのが現実です。近い将来でそういった問題が改善されるといいんですがね。

 

それではまた明日。

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