心機一転してS4「ニライカナイ2」を買いました。

ニライカナイ2パッケージ

こんにちは、しーらです。最近ダーツにハマっているわけですが、いい加減バレルを変えたいなと思い、前々から気になっていたS4「ニライカナイ2」を買いました。ようやく気付いたことですがプロのモデルより汎用のモデルの方が普通に扱いやすいんですよね。まあ、当たり前の話なんですが……しばらく変えないと言ってたのはなかったということで……

 

鮮やかなパッケージは誰もが手に取りやすいデザイン

ニライカナイ2パッケージニライカナイ2内容物

S4はスタンダードなバレルを作ることに重きを置いてきたメーカーです。実際、S4の人気バレル「ゼウス」シリーズはスタンダードなトルピードバレルながら独特なカットが投げやすさに貢献しています(私の好みには合いませんが)

そういうわけで、パッケージも手に取りやすいポップなデザインで、プロモデルのようなガチガチなイメージではなく「楽しく投げてほしい」そんな雰囲気が伝わってきます。

さて、本シリーズ「ニライカナイ」はグリップしやすさに重きを置いたロングバレルです。そのため、グリップ位置は大きなテーパーが設けてあり、「ここをグリップしろ」と言う開発者の声が聞こえてくるようです。

 

カットはちょい強め、グリップエリアよりもやや前重心

ここからは以前使っていた「TRiNiDAD X BRELAND」との比較をしていきます。

ニライカナイ2比較

バレル長はニライカナイ2が3㎜ほど長くなっています。この程度なら誤差の範囲ですかね。4フィンガーなので、チップのかかりに多少違いが表れそうです。

カットはどちらもマイクロカットですが、経年のためかBRELANDはカットが浅い感じがしますね。また、ニライカナイ2はグリップエリアがかなりはっきりしていて、BRELANDは比較的ゆとりのある広いグリップエリアになっています。

グリップエリアの広さはは完全に好みで、狭いグリップエリアならば迷うことなくグリップが可能。広いグリップエリアならば自分の好みのエリアを探すことが可能、といった違いです。

そういった意味では、ニライカナイ2はBRELANDを後ろ側のエリアで使っていたからこその選択と言えます。もしBRELAND使用時のグリップが、エリア前側であればほかの商品を手にしていたでしょう。

重量はニライカナイ2の方が1gほど重いです。ダーツの場合1g違うだけでもかなり重量感が変わります。個人的には許容範囲なので問題ありません。

 

ニライカナイ2比較2

セッティング後の比較です。チップが付属のものなのでほぼ同じ長さですがいつも使っている「エルスタイル プレミアムリップポイント ティップ 2BA 」にするとちょっと長くなりそうですね。

プッシュしやすく伸びが良い飛びが実現できる

先日、対人戦は行わずに練習だけしてきました。新しいバレルとなると、自分の投げとの調整もあるので慣らしがしたくなるんですよね。

感想としてはプッシュがしやすいなと感じました。グリップ位置が大きなテーパーなので押した感触が伝わりやすいです。それゆえにグリップ位置が曖昧なまま投げると飛びが暴れやすくなるようです。あと、普通に握った時よりも、いざ投げる場面になった際にグリップ位置の細さが気になりました。ここら辺は慣れかとは思いますが、極端なテーパーがある分細くせざるを得なかったのかなと思います。

飛びですが、上手く力が伝わると伸びが良く力強い飛びになります。自分のセッティングだと少し長めなので山なりになるかなと思ったのですが、思いのほか直線的に投げることが可能のようです。直径が細いのでスタッキングやグルーピングにも有利と言えます。ただし、フライトがシェイプやスタンダードのような大きめのものだと弾かれやすいですね(この辺りは技量の問題ですが……)

まとめ:ショートバレルとロングバレルのいいとこどりした良品

コンセプト通りのバレルであるのは間違いありませんが、思っているより癖が強いです。グリップエリアが思っているより細いので、手が太く大きい人などは違和感を覚えるかもしれません。

その代わり、プッシュであれば力がダーツに伝わりやすくなっていて、多少の緩みや力みならカバーできる使いやすさがあります。また、重量感もあるので初心者でも投げやすいとは思います。トルピードのロングバレルで迷っている人には一度投げていただきたいおススメの商品です。購入はヤフーショッピングでどうぞ。

 

それではまた明日。

 

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