こんにちは、しーらです。今回はエアガン界隈でも最近流行の「セラコート塗装」と「デュラコート塗装」の違いについて、「MGASHOP」の店長さんにお話を伺ってきました。セラコート塗装については以前「MWSとMOVEカスタムPTW、両者のセラコート塗装に違いは?」という記事を書いているのでそちらもぜひご覧ください。
そもそもデュラコートはどんな塗装?
詳細に記載した文献は見当たらなかったのですが、セラコート塗装では随一の技術力を持つ「鈴友株式会社」さんのミリタリーブログよりデュラコートについていくつか記事がありましたので、私のほうで内容をまとめてみました。詳細が気になる方は上記リンク先よりご覧ください。
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セラコート、KGガンコートと同じミルスペック塗料
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常温乾燥で仕上げるため、金属のみならずプラスチックにも対応可能。
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米海軍特殊部隊NAVY SEALS用に開発されたミリタリースペックの塗装
強度の違い
まずは強度の違いです。セラコートとはどのような差があるのでしょうか。
店長さん:正直に言えばそこまで違いはないですよ。強いて言えばデュラコートの方が耐薬品性が低いことくらいですね。でも、薬品がついた布で拭いた時に、布にちょっと色がつく程度です
との事。普段のエアガンメンテナンスでも大量に薬品をかけるようなことはないでしょうからほぼ変わりませんね。
色味の違い
店長さん:これも正直変わりません。どちらも十分な耐久性が望めますよ。
さすがにミルスペック塗料なだけに色味も変わらないのはいいですね。カモフラパターンの場合、色味が違いすぎると効果が得られないですからね。
経年変化の違い
店長さん:これは結構違います。セラコートは経年変化でほとんど変わりませんが、デュラコートは耐薬品性が低いこともあって、使い込むほどに「褪せ感」が増してきます。これが実銃らしいと感じる人もいて、逆にセラコートの変化の低さをを「おもちゃ感が強すぎる」と敬遠する人もいるくらいです。
やはりミリタリーに造詣が深い人などはそういった違いにも敏感なんですね。自分は実銃を見たことがないのでその雰囲気はよくわかりませんが……。
セラコートとデュラコート、使い分ける意図は?
店長さん:エアガンにおいては好みの問題でしょうね。先ほどもお話ししましたが、実銃の使い込まれた独特のオーラを再現したければデュラコート、質感を長く保つ外観にしたいならセラコートが良いと思います。
エアガンにおいては火薬や鉛といった要素はないので、本当に外観の問題なんですね。そういう意味では選択肢が自由に選べるのもエアガンならではの魅力だと思います。
まとめ:まずはMGASHOPさんに相談してみよう
いかがでしたでしょうか。自分は正直どちらも優れた塗料だなと感じます。しかし、好みは人それぞれです。それならば、実際の製品を見てみたほうが確実ですよね? 気になる方はぜひ「MGASHOP」さんに足を運んでみてはいかがでしょうか。店長さん、今回はお話を伺わせていただきありがとうございました!
それではまた明日。
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