こんにちは、しーらです。先日に引き続き食べすぎだな……、と思ったので中華蕎麦を食べることにしました。食事って楽しいんですがついつい食べすぎるのが困りもの。そんな時、優しい味のラーメンが存在していると嬉しいですよね。今回紹介するのはそれが実現できるお店です。

立地は頻繁に店が変わる魔境で、生き残っている

今回来店した「中華そば　ごとう」さんです。この立地、千葉駅周辺でも少々目立たないせいか、かなり頻繁に店が変わっています。さらに、すぐそばには豚骨ラーメンの最大手「一風堂」さんがすぐ隣にあります。しかし、このお店は開店からだいぶ経ちますが人気があるようで、お客さんも満員近くいらっしゃいました。

扉前の案内図のおかげで誰でも入りやすい親切な印象です。余談ですが、某店でラーメンを食べた際客さんに対する決まり事とか指示が罵倒のように沢山書かれているという事があり、非常に不快だったのでこのくらいシンプルな案内が丁度よいです。

著名人が多く来店している隠れ家のようなお店

店内はテーブルが２席、カウンターが8席ほどあり、余裕のある広さです。著名人も多く来店しているようですが、スポーツにまるで興味ないので「有名人来てるのかーすげーなー」くらいの感想です。

カウンターの掲示では過去のラーメン雑誌やYouTuberに紹介されているなど、隠れた名店として結構有名みたいですね。まあ、ブロガーの癖にトレンドに疎いのでバズりとは無縁ですが……。

懐石料理のような味わい深いやさしいスープと麺は疲れた胃に染み渡る

今回頼んだのは「塩玉子蕎麦」です。従来の中華蕎麦はしょうゆベースなので、今回の商品はちょっと趣が異なる感じです。食べる前の印象としては高級ラーメンのような上品さを感じます。

塩ベースのスープは非常に奥深い味でとても美味しいです。あっさりとした味わいは煮干しの旨味によって練り上げられた味と言っても良さそうです。

ストレート細麺の本商品は、のど越し良く、先のスープとの相性が良いです。個人的には「にゅう麺」の印象が強く残りましたが、中華蕎麦であれば全く問題ないですね。従来の卵麺とは異なる、正統進化というものを強く感じました。

濃厚な味付き玉子がギャップ◎

個人的には「味付き玉子」がかなり美味しく、今まで食べた味玉の中で一番です。スープと同じく塩系の味付けですがかなり濃厚です。半熟なのでスープに沈ませて食べることで美味さが倍増します。

薄いながらも柔らかいチャーシュー

チャーシューはやや薄めの豚ですがとても柔らかく、口にした瞬間、煮干しの爽やかさから豚の旨味が口内を占領し始めます。これがたまらなく美味しいです。先の玉子と合わせて、完食するまで順番に食べ続けていました。

まとめ：流行のがっつり系に疲れたらいってみよう

• 家系、二郎系に飽きた人
• 中華蕎麦が好きな人
• 胃に負担はかけたくないけど麺は食べたい人

• 値段は悪くないが、物足りない可能性も
• ラーメンライスには向かない
• 調味料の種類はあまりないので味変はあまりできない（替え玉の進化系「和え玉」でよりおいしく食べられますが私は未体験）

ここ数年、濃厚がっつり系がラーメンのトレンドですがたまにはこういうのも体験しておくとラーメンに対する解像度が広がるなと感じました。非常に出来が良い本商品は近くに寄られた際は是非食べてほしい逸品です。

それではまた明日。